私は毎年、富士登山に挑戦し自分を試しています。
幸いな事にまだ体力の衰えを感じずに、登頂を達成できております。
こちらの写真は去年撮影したもので、雲を抜けた所から撮りました。
富士山道は平坦もあれば岩場もあり、足腰にかなりの負担がかかり、天候変化が激しく突然の雨に襲われ、気温は約16℃?10℃まで変化し、登頂部にいたっては5℃前後になり登山者に猛威をふるいます。
登頂するまでに体力、精神力、忍耐力を削りながら、己を試す最高の場所です。
様々な環境の変化にその都度対応する事と、目的の達成感に関しましては、探偵の調査に少し似ている所があります。
そこで今回は、「張り込み」に関して少しお話しをさせていただきます。
婚前、素行、浮気、これらの基本的な調査は対象者を直接追うので、まず対象者を捉え確認する事から始まります。
その為に必要な事、おそらく調査時間の大半を占めるであろう、「張り込み」を行います。
基本的な張り込みは
外に立ち直視する「立ち張り」
車から直視する「車張り」
この2つです。
「張り込み」は相手が出るまで、もしくは予定の時間まで続ける為、30分で終わる事もあれば、半日程度ならざらにあります。
朝から夜にかけての1日なんて事も.....
張り込みはその場に適した方を行いますが、どちらかと言うと大半は「立ち張り」です。
今は梅雨の時期にあたりますので、降雨だとか湿度が高いとかで纏わりつく湿気を感じ、日常的生活的にはとても快適とは言えませんよね。
はい、でもそんなもの我々調査員には一切関係ありませんので、職務を全うします。
大雨でも?
雨が強いだけです。立ちます。
雷鳴ってても?
一瞬明るくなるだけ。立ちます。
雹が散ってても?
気のせいですね。立ちます。
台風でも?
無論。立ちます。
気温30度以上でも?
心頭滅却。立ちます。
雪でも?
厚着しましょう。立ちます。
我々調査員はプロフェッショナルです。
厳しい環境下でも張り込める程の体力、忍耐力、精神力を備えております。
特別な障害がない限りはそんな事で一々文句は言ってられません。
ですが、対象者も普通に生活する人間です。
悪天候や災害等で、対象者に特別な動きは無いだろうと判断されれば、担当さんが御依頼者様に調査続行の有無を相談してくれます。
私の場合は我慢というかもう慣れました。
こういう仕事ですので。
ですが!体調管理も仕事の一貫ですので、家では空調はしっかり整えております。
快眠して一日の疲れをしっかりとらないと、次の調査に差し支える事もありますからね。
一つでも多くの調査を解決し、御依頼者様の力になれるよう日々努めております。
投稿者:yk631005