
探偵業と会話生成AIについて、実際に使ってみた話を弊社調査員が2023年2月に書いていますが、今回は依頼・相談とAIについて少し考えていきます。
(以前の記事 ≫「AIが答える「探偵の必要性」とは?」)前のブログ記事から約10ヶ月、この間にも様々なサイトで「チャットAIがご対応します!」といったアイコンを目にすることが増えました。
「よくある質問」のように、利用者からの問い合わせがある程度パターンに分けることができ、毎回オペレータが対応するよりも、一旦はAIに質問を投げてみてくださいという事なんだろうと思われます。
正確性に関してはまだまだ発展途上の部分が多く、利用法は限られます。まだまだ人力によるチェック体制と、使うべきところを判断する利用者の意識が求められます。
(それでも目覚ましい速度で進化していると思いますが!)
今後、期待できる活用例として、弁護士相談が挙げられているのを目にしました。法律は私たち一般人には難しく、必要な部分だけでも勉強するのは大変です。
法律以外でも、不動産や各制度、申請など、必要だがややこしいという事は山ほどありますね。
それぞれ専門家は必要ですが、相談の入口や、次の段階に進むために何が必要か、どういった機関や窓口に行けばいいのかといった大枠は、AIによる案内が活躍できるフィールドになりそうです。
例えば、探偵業、弊社へのご相談に当てはめた場合
・浮気調査に必要なものはどういった証拠か
・家出人捜索にあたり、家族はどういった情報を準備すればいいのか
・結婚調査の際に、今持っている情報から何がわかるのか
もちろん細かい部分はご依頼者様によって異なりますが、スタート地点はざっくりと共通です。
かなりプライベートな事を、相談員とはいえ、人に話すのは憚られるという方は多いと思います。
「こんな事を聞いていいのかわからない...」
「まだ相談する段階でもないし...」
といった気持ちも、とてもわかります。
こういった隙間にうまく会話AIが活用されれば、ご相談者にも私たち探偵にもプラスになるでしょうね。
こういった隙間にうまく会話AIが活用されれば、ご相談者にも私たち探偵にもプラスになるでしょうね。
なお、これは将来的な展望ですので、今は相談員が丁寧に回答させて頂きます(笑)
小さなことでも、遠慮なくご相談下さい。
※現在は、会話生成AIに個人情報の入力はしないよう、注意喚起がなされています。
投稿者:jmys_teikoku